高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金
この記事では、熊本市が実施する令和8年度(2026年度)「高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金」について、対象者・補助金額・対象工事など、申請に必要な情報をわかりやすく解説します。
スケジュール
令和8年度として募集中(熊本市 住宅政策課が実施)
高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金とは
熊本市に住む65歳以上の方が自宅をバリアフリーに改修する際の工事費の一部を補助する制度です。家庭内事故を防止し、高齢者の住宅での安定した生活を支援することを目的としています。1世帯につき補助上限額に至るまで複数回の申請が可能です。
目的
高齢者の方が住む住宅のバリアフリー化を促進することで家庭内事故を防止し、高齢者の居住の安定を図るため、住宅のバリアフリー改修工事を行う際の工事費用の一部を補助しています。
対象者
以下のすべての条件を満たす方が対象です。
①熊本市に住所を有し、補助対象住宅に居住していること
②満65歳以上であること
③世帯の全員が介護保険法による要支援または要介護認定を受けていないこと
④世帯の65歳以上の方全員の合計年収が、以下の基準以内であること
⑤満65歳以上の方が世帯に1人いる世帯:「総所得220万円未満」または「年金収入+その他総所得=340万円未満」
⑥満65歳以上の方が世帯に2人以上いる世帯:「総所得220万円未満」または「年金収入+その他総所得=463万円未満」
⑦市税を滞納していないこと
⑧世帯の全員が熊本市暴力団排除条例の規定に該当しない者であること
⑨補助対象住宅について
熊本市内の申請者が自ら居住する既存の住宅(一戸建て・長屋建ての一住戸・共同住宅の一住戸・店舗等併用住宅)が対象です。持ち家・借家を問いませんが、借家の場合は所有者の承諾が必要です。共同住宅の共用部分と、併用住宅の居住の用に供しない部分は対象外です。
補助上限額
世帯の状況によって補助率・補助上限額が異なります。
市民税非課税世帯:
補助率2/3、補助上限額12万円
上記以外の世帯:
補助率1/3、補助上限額6万円
補助金額は、工事費に補助率を掛けた額と補助上限額のうち少ない額(千円未満切り捨て)となります。1世帯につき補助上限額に至るまで複数回の申請が可能です。
(例)市民税非課税世帯で工事費が15万円の場合:15万円×2/3=10万円 → 補助金額は10万円
より詳細な説明
施工業者は、熊本市内に本社・支店・営業所等を有する中小企業者または個人事業主であることが条件です。口頭での契約ではなく、工事請負契約書等を必ず取り交わしてください。
補助対象となる経費
以下の6種類のバリアフリー改修工事に係る費用が対象です。
手すりの取り付け:
廊下・便所・浴室・居室・階段・玄関・玄関から道路までの通路等に転倒防止または移動・移乗動作に必要なもの
段差の解消:
各室間の床段差および玄関から道路までの通路等の段差解消(敷居を低くする、スロープの設置(幅1mまで)、浴室床等のかさ上げ、浴槽の取替え(またぎ高さ・浴槽深さ・浴室床と浴槽底の高低差が軽減される場合に限る)、階段の段数の増加など)
滑り防止および移動の円滑化のための床または外構通路の材料の変更:
畳敷きから板張りやクッション性の高いシートへの変更、浴室床の滑りにくい材料への変更、外構通路面の滑りにくい舗装材・仕上げ材への変更
引き戸等への扉の取替え:
開き戸の引き戸(自動ドアの動力部は対象外)・折り戸・アコーディオンドア等への取替え、使いやすいドアノブへの変更や戸車設置・交換、引き戸の新設(開き戸を引き戸に交換するより費用が廉価に抑えられる場合に限る)
洋式便器などへの便器の取替え等:
和式便器の洋式便器への取替え(暖房や洗浄機能を有する洋式便器も対象)、既設洋式便器のかさ上げ
上記の改修工事に付帯して必要となる改修工事:
手すり取付けのための壁下地の補強、浴室床の段差解消に伴う給排水工事、床材変更のための下地の補修・補強・断熱材の充填、外構通路の舗装をする際の路盤の整備、扉の取替えに伴う壁または柱の改修工事、便器の取替え等に伴う床材の変更・給排水設備工事(水洗化・簡易水洗化に関わる部分および電気工事は対象外)
なお、持ち運びが可能なもの(可搬式のもの)は補助対象外です。