熊本の食EC販路拡大緊急支援事業費補助金
この記事では、熊本県が実施する「熊本の食EC販路拡大緊急支援事業費補助金」について、対象者・補助金額・申請の流れなど、申請に必要な情報をわかりやすく解説します。
スケジュール
書類提出締切:令和8年5月7日(木)17時【必着】
審査会(対面):令和8年5月13日(水)/予備日:令和8年5月14日(木) 会場:熊本県庁
内定(採択・不採択通知):令和8年5月下旬頃(予定)
熊本の食EC販路拡大緊急支援事業費補助金とは
熊本県産品の認知度向上と販路拡大を目指し、EC(ネット通販)市場における県内食関連事業者の販路開拓を支援する補助金です。専門家による個別伴走支援やWEB物産展の開催・運営を行う民間事業者を募集します。個々の食品事業者への補助金ではなく、複数の県内事業者をまとめてEC市場に導く「支援プログラムの運営者」を支援する仕組みです。
目的
県外から見た「食」のイメージが低く、長引く物価高騰の影響を受けている熊本県内の食関連事業者の収益改善を図るため、今後も市場規模が拡大するEC市場において、県産品の認知度向上・販路拡大を支援することを目的としています。
対象者
民間事業者が対象です(複数の事業者による共同申請も可能です)。なお、審査では実施体制(類似実績・ノウハウ・人的体制の充実度)が重視されます。県内事業者や県産品についての広いネットワークと知識を持つ事業者が求められます。
補助上限額
補助率:定額(上限 30,000千円/1者)
より詳細な説明
補助対象事業の3区分
(1)県内事業者へのEC市場販路拡大に向けた個別伴走支援
専門家による現状分析・改善内容の検討・商品ブランディング・販売戦略立案等を通じて、最低10事業者に個別伴走支援を実施することが必要です。支援対象事業者は、県や県内農・商工団体等が実施するコンテストで入賞した事業者や、展示会・商談会に県の支援のもとで出展した事業者を中心に選定します(「くまもと県南フードグランプリ」「熊本県農産物加工食品コンクール」「スーパーマーケットトレードショー」等への参加実績者が対象の目安)。また、支援事業者の所在エリア(県央・県北・県南・天草等)やジャンル(農産物・酒・加工品等)のバランスも考慮が必要です。各事業者には個別ヒアリングを実施し、EC市場での販路拡大に関する目標値(KPI)を設定します。
(2)WEB物産展の実施
県が実施する県産品の販路拡大イベント(「くまもとモン×○○ジャック」)と連動したECサイトでの「熊本県WEB物産展」の開催・運営に要する経費が対象です。(1)の支援対象事業者の「WEB物産展」への出展は必須で、それ以外の事業者の参加も積極的に行うことが求められます。参考として、令和8年度の「くまもとモン×○○ジャック」イベントの開催予定は以下のとおりです。
令和8年10月 福岡天神
令和8年11月 大阪梅田
令和9年1月 東京銀座
(3)事業効果検証およびフィードバック
(1)・(2)の事業効果検証(売上・購入者属性・レビュー分析等)の実施および支援対象事業者への成果・課題等のフィードバックに要する経費が対象です。
審査基準
審査は以下の3項目で行われます。
実施体制(20点):類似実績・人的体制・スケジュールの妥当性
計画内容(70点):事業の趣旨への適合性・独自性・事業波及効果
経費の妥当性(10点):提案内容と整合した適切な経費積算
補助対象となる経費
以下の条件をすべて満たす経費が対象となります。
使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
補助対象期間中(交付決定後〜令和9年3月31日まで)に契約・支払が完了した経費
証拠資料等によって支払金額およびその内訳が確認できる経費
以下の経費は対象外となります。
国・都道府県・市町村等の補助金や委託費等と内容が重複するもの
交付決定前に発生した経費および令和9年3月31日以降に支払いが完了した経費
事務所等に係る家賃・保証金・敷金・仲介手数料・光熱費・電話代等
補助金応募書類・実績書類の作成・送付・手続きに係る費用
施設整備等に係る経費(施設の設置・改修費、土地・建物の取得費)
汎用性があり目的外使用になり得るものの取得費(パソコン・プリンター・タブレット・一般事務用ソフトウェア等)
振込手数料・代引き手数料
消費税および地方消費税
飲食・奢侈・娯楽・接待の費用(ホテル宿泊時の食事含む)