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Column

ワクワク系マーケティング実践会説明会レビュー

ワクワク系マーケティング実践会説明会

今回参加したのは、小阪裕司氏が主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」のZoomで行われた無料の説明会ということで、実践的な話は入会するか小阪氏の講演会に参加しないと聞けないようですが、ビジネスの考え方だけでもとても勉強になる内容でした。

小阪裕司氏の概要

山口大学人文学部卒業(美学専攻)。
社会人選抜の飛び級にて、工学院大学大学院博士後期課程入学、2011年3月博士(情報学)取得。
作家、コラムニスト、講演・セミナー講師、企業サポートの会主宰、行政とのジョイントプログラム、学術研究、ラジオ番組パーソナリティなどの活動を通じて、これからのビジネススタイルとその具体的実践法を語り続ける。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発し、2000年からその実践企業の会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在全都道府県から千数百社の企業が参加している。
「日経MJ」での500回を超える長寿連載コラム『招客招福の法則』が人気を博す他、著書は『「お店」は変えずに「悦び」を変えろ!』(フォレスト出版)はじめ、新書・文庫化・海外出版含み計39冊。

ワクワク系マーケティング実践会のホームページは、こちらです。

集合知

説明会の中で興味深かったのは、商売の悩みは、一人で抱え込まないで【集合知】を活用しよう。という事です。

【集合知】とは、デジタル大辞林によると、多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を分析したり体系化したりして、活用できる形にまとめたもの。だそうです・・・これだとイメージが湧きませんが、今回の説明会では「他社が商売繁盛の為に実践している事例」と置き換えることができます。

集合知を活用する手順としては、
1.理論・手法を知る。
2.事例を”まねぶ”(真似て実践してみる)
3.環境に身を置く(当たり前のように実践している人たちの中に入る)

集合知が集まる環境に身を置くと、ただそこにいるだけでレベルが上がり、自分だけでは出せない結果が出せるようになる。

まとめ

集合知の話を聞いて、規模はまだまだ小さいけれど、熊本マーケティング研究所も集合知をクライアントの経営サポートに活かしていることに気づきました。
弊社がサポートしているクライアントの業種も様々ですが、業種が違えど、各クライアントが行っている取組の根本は、顧客目線を持つこと。「全体把握+思いやり」のマーケティングで目標達成のための課題解決に取り組んでいることで共通しています。

各マーケターが他業種の取組を引き合いに出すことがありますが、集合知が大きければ大きいほど引き出しが多くなります。

 

他社でも取り組める実践事例=集合知をどんどん増やして、クライアントに還元できるよう日々努力していきたいと思います。