《成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業) 産学官連携で次世代の技術を》
かつての「サポイン事業」や「サビサポ事業」が統合・発展した補助金です。中小企業の高度な技術力を、大学や公設試験研究機関と協力してさらに磨き上げ、世界に通用する製品を生み出すためのビッグプロジェクトです。
《スケジュール》
- 公募期間:2026年2月16日(月)~2026年4月17日(金)17:00
- 採択公表:2026年6月頃を予定
- 事業期間:2年度または3年度の長期プロジェクト
《Go-Tech事業とは》
中小企業が大学や研究機関等と「共同体(コンソーシアム)」を組み、特定の技術分野(情報処理、精密加工など)において、革新的な研究開発や試作品開発、販路開拓を行う事業を支援する制度です。
《目的》
日本の製造業やサービス業の国際競争力を高めるため、中小企業の「ものづくり基盤技術」の高度化を支援します。研究だけで終わらせず、5年以内にしっかり「事業化」して利益を出すことが強く求められます。
《対象者》
中小企業を中心とした2者以上の共同体。必ず「大学や公設試験研究機関」をメンバーに入れる必要があります。単独での申請はできませんが、専門家の知恵を借りて大きく成長したい企業には最高のチャンスです。
《補助上限額》
- 通常枠:
- 単年度:4,500万円以下
- 2年度合計:7,500万円以下
- 3年度合計:9,750万円以下
- 補助率:中小企業 2/3以内、大学・公設試などは定額(10/10)
《より詳細な説明》
「大型研究開発枠」も用意されており、こちらは単年度1億円、3年合計で3億円まで補助されます。ただし、過去3年連続で研究開発を行っていることや、年間1億円以上の研究開発費を投じた実績があるなど、非常に高いハードルが設定されています。
《補助対象となる経費》
- 物品費:機械装置(取得単価10万円以上)や消耗品
- 人件費:研究開発に直接従事するスタッフの給与
- 謝金・旅費:アドバイザーへの謝礼や移動費用
- 委託費・外注費:自社でできない特殊な加工など
- 間接経費:事務管理に必要な費用(直接経費の30%まで)
《主な注意点》
申請は「e-Rad(府省共通研究開発管理システム)」という専用システムで行う必要があります。この登録に2週間ほどかかるため、早めの準備が必須です。また、補助金の配分のうち「中小企業側」が必ず2/3以上を受け取る必要があります。あくまで主役は中小企業、というルールを忘れないでください。