コラム

Column

【2021年度第2回実践マーケティングセミナー】の振り返り 2021/8/7(土)開催

開催概要

日時 : 2021/8/7(土) 10:30~12:30
会場 : 熊本市現代美術館(会議研修室)

内容 : プロモーション②

    「動画の可能性と届け方&完全自己流

              制作のコツ」

     ワークショップ(プロモーションムービー)

講師 : 中川典彌 株式会社映gent Ro.man

              代表取締役

 

 

実践マーケティングセミナーとは?

勉強会の2021年度の年間テーマは“プロモーション”偶数月は各界のプロフェッショナルから実務的なテクニックを学びます。もちろん、座学だけで終わらず、学んだことをその場でアウトプットするので、実践力が身に付きます。他の参加のアイデアを参考にできるので、実践者向けの内容となっています。

 

当日の内容

8月の勉強会では、KKT「てれビタ」でも特集され、今、熊本で最も注目を浴びている動画クリエイター中川典彌氏が登壇し、「感動体験」を生む動画の可能性と届け方、独自の動画制作方法を中心とした体感型の勉強会を開催しました。

はじめに、中川さんのプロフィールの紹介(前職はSEで、動画制作は独学で覚えたそうです。)と動画と映像の違いから始まり、動画の可能性制作のコツについて、ここまで公開していいのかな?と思うくらい内容の濃い講義をしていただきました。

世間では、①文化の変化 ②環境のアップデート ③制作ハードルの低下といった条件が揃い、動画に触れる機会が増え、「動画の時代」と言われているが、裏を返せば、動画に触れる機会が増える→目が肥える。 制作ハードルが下がる→ライバルが増える。 無限に作品が生まれる→作品の差別化がしにくくなった。ことから動画クリエイターに求められる要求は高くなっている。

 

意味のある動画をつくるためには動画の種類を学び、目的とターゲットを明確にし、作り方と発信方法を変える必要がある。また、魅力ある動画を作るためには、目的とターゲットを抑え、自分だけの世界観で物語を”届けられる”ようにすることが大切である。

 

動画はつくるまでがゴールではない。届けるまでを考えれば特別な存在になれる。

(今回の格言です。)

映gent Ro.manだけの特別感は、①種類をミックス&プラスのサプライズ。②制作だけではなく「届ける」を仕事に。していることから生み出される。

 

 

 

 

 

◎ワークショップの内容

ワークショップのお題

「クライアントの要望に応じて、魅力ある動画を考えてみよう」
数十種類の香りの中から自分が好きな香りを調香し「自分だけの香り(ミスト)」にできるお店のプロモーションムービーを考える。

 

1.タイトル 2.目的を考える。 3.ターゲット 4.視聴端末 5.動画の内容

※前提条件としては、「熊本ではじめて、好みの香りをミックスさせて自分だけのミストを作れることを伝えたい。インスタに注力している。」(個人シンキングタイム→グループでブラッシュアップ→代表者が発表):4人1組の団体戦

 

「これから実際に作る予定のプロモーションムービーの構成を考える。」という実践的なワークショップでしたが、中川さんが制作した「城見櫓」さんの素晴らしいプロモーションムービーを見た後だったので、みなさん気合が入ったのか中川さんも感心するようなアイデアがいくつも出てきました。今回のグループワークで出たアイデアは実際のPVづくりにも生かされるそうなので参加者の皆さんは楽しみにしておいてください。

 

 

 

 

 

 

まとめ

今回は、注目の動画クリエイターの登壇ということで開催告知から大きな反響をいただき、開催前日には参加募集を締め切らせていただきました。

動画クリエイターを目指す方や動画制作を検討中の企業担当者など、動画への興味から参加された方も多くいらっしゃいましたが、ワークショップの時間では、どのターゲットに何をどうやって届けるか。というマーケティング思考でアイデアを考える機会になったのではないでしょうか。熊本マーケティング研究所も中川さんに素晴らしいPVを作ってもらえる企業になれるよう頑張ろうと思います。

 

次回予告

次回の勉強会は、以下の通りになっています。

日時 : 2021/9/11(土) 10:30~12:30
会場 : 熊本市現代美術館(会議研修室)

内容 : プレイス
講師 : 溝口 敏博(熊本マーケティング研究所)

詳細は、こちらのページからご確認ください。