コラム

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【2025年度 ワークショップセミナー】振り返り 2025/5/10(土)開催

開催概要

日時 : 2025/5/10(土) 10:30~12:30
会場 : 熊本市現代美術館 会議研究室
内容 : 心に残る動画づくり 動画である必要性・あなたの個性を活かす企画術
講師 : 本田 誠(株式会社Timeship 代表取締役)
手島 麻陽(株式会社Timeship ディレクター)

 

Marketing Unique On!について

楽しく学んで、成長につなげるマーケティングコミュニティ。一緒に学ぶ仲間との出会いや、自己・事業成長につながるコンテンツを提供しています。

 

2025年度のワークショップセミナーについて

2025年度の年間テーマは『デジタルマーケティング』
近年注目を集め、需要が高まり続けているデジタルマーケティング。中でも今年はプロモーションの領域にフォーカスしてお伝えします。上半期はSNSマーケティング、下半期はWEBマーケティングについて基本理論から実践的な考え方まで、年間を通して学べるカリキュラムです。

 

当日の内容

1.動画について
2.ワークショップ
人の心を惹きつける動画づくりをするための「考え方」をお話します。情報過多の時代にスルーされない魅力のあるコンテンツ造りを考えましょう。

株式会社Timeshipについて】
TV-CMやPRムービー、SNS動画など映像全般の制作をしています。時代の変化にも耐え抜く、クリエイティブの本質を追求し、「時を運ぶ船で未来へ続くクリエイション」をテーマに、映像だけでなく様々な“作ること”を行なっております。

 

動画の役割

SNSでの発信において近年需要が高まっている動画。情報を伝えるには非常に便利なコンテンツであり、音声や映像を組み合わせることができるため、文章や画像とは違い、1つで多くの情報を伝えることができます。しかしながら、ただ制作したらいいということではなく、興味のない動画は見られません。いかに心に残る動画を作れるか、というのが重要になってきています。今回は企業のCM制作等を多数手掛けてこられたTimeshipの本田氏と手島氏にご登壇いただき、動画制作についてお話しいただきました。

 

動画とは

セミナーの冒頭では、そもそも動画とはどういった特徴があるのかについてお話しいただきました。その中で、改めて考えさせられたのが「動画は人の時間を奪うもの」ということです。音楽であれば、ながらで作業ができますし、本の場合でも音楽を聴きながら読むということは可能です。しかし、動画の場合は視覚と聴覚を使って情報に接するため、動画を真剣に見ているときは他のことができません。なので、興味のない動画は時間の無駄になってしまうのですぐに離脱されてしまいます。そのため、人に立ち止まって見てもらうためには、スルーされない動画を作る必要があります。長くてつまらない動画ではなく、短くてもこちらの意図が伝わり興味を惹く動画づくりを心掛けることが第一歩です。

 

心に残る動画のタネ

心に残る動画を作るには、「こだわり」が大事であるとしてご解説いただきました。自分のこだわりを一部動画の中に落とし込むことが心に残る動画制作において必要なことです。セミナーでは事例を紹介いただきながらご解説いただきました。また、動画を使った情報発信としてはSNSを活用される方が多いかと思います。こうしたSNS発信においても、こだわりというのが重要になってきます。SNSでの発信では、継続性というのがなにより重要になってきます。しかし、継続するというのはなかなか難しいことです。そこで自分のこだわりというのを、発信内容に組みこむことが、楽しみつつ続けるコツでもあります。

 

ワークショップ&質疑応答

当日はTimeship様の数々の制作実績や、その他事例を交えながら動画制作はもちろんその他の企画制作にも活用できる話をお聞かせいただきました。その後は「熊本のトマト」をお題に、魅力を訴求する動画の企画案制作をワークショップにて行いました。企画作りという難しそうなワークショップでしたが、視覚や聴覚といった切り口で考えていくワークショップだったため、楽しみながら取り組んでる方が多くいらっしゃいました。また、講師の手島氏もワークショップ中は参加者の方とコミュニケーションを取られながら進み、実に多様な企画が生まれるワークショップとなりました。

企画を考えた後は参加者の方に発表をいただき、講師のお二方からコメントをいただく発表の時間となりました。動画制作の第一線でご活躍されている方からのコメントでしたので、非常に貴重な体験になったのではないでしょうか。

 

まとめ

普段は聞けない制作意図について、事例を用いながらお伝えいただいたためわかりやすく、聞いていた私も勉強になる内容でした。面白い発想やその事例であったり、こだわりの話も学びになりましたが、一番は「動画は人の時間を奪うもの」という、手島氏の考え方でした。こだわりが大事とは言え、それが押し付けになってしまっては、立ち止まって動画を見ていただけないはずです。そう言った意味では動画制作もマーケティング同様、相手の目線で考えるということが大前提、忘れてはいけないことじゃないかと思います。

 

次回予告

次回のワークショップセミナーは、以下の通りです。
日時 : 2025/6/14(土) 10:30~12:30
会場 : 熊本市現代美術館 会議研究室
内容 : 製品コピーからSNS投稿、AI活用まで!“これさえできれば”ライティング基礎塾
講師 :井関麻子 (イセキ文書製作所 主宰)
申込 : お申込みはこちら

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