コラム

Column

【2021年度 第1回】マーケテイング基礎講座の振り返り 2021/5/19(水)開催

開催概要

日時 : 2021/5/19(水) 19:00~21:00
会場 : オンライン開催(Zoom)
内容 : プロダクト戦略

    「転生したらコンビニコーヒーだった件 成功と失敗の商品ストーリー」

     ワークショップ①(商品企画)

     ワークショップ②(商品開発)

講師 : 溝口 敏博(熊本マーケティング研究所 補助金サポート事業担当)

 

プロダクト戦略とは?

 ■製品名(サービス名)は何にするか?

 ■色は何色にするか?

 ■パッケージの形状やデザインはどうするか?

 ■サポートや保証は?

 

製品そのものの機能や性能だけではなく、パッケージ、容器、付随サービスなどを含め、より広義な「製品全体」として製品。

顧客が求めている製品は、製品そのものだけではなく、製品に付随する全てを指して「製品」とするから。

重要なのは、「消費者・顧客が何を求めているか?」を考えること。

消費者は、商品自体を求めているわけではない。

商品それ自体の価値だけではなく、その商品を使うことによって生活が豊かになったり、感動をもたらしたりすることに価値を感じやすい。

消費者・顧客が感じる価値=ベネフィット を提案できるかが重要である。

 

当日の内容

マーケティングプロセスの中のマーケティング戦略にあたるマーケティングの4Pのうちプロダクト(Product)製品戦略について、コンビニコーヒー誕生の事例を中心に最近のコンビニのヒット商品の事例などを紹介しながら、解説しました。

コロナ禍に対応した商品として、手を汚さずに手軽に食べれる「ステックおにぎり」や在宅時間が増えたことで、ご飯なしの「お弁当のおかず」と言った商品が消費者の支持を集めているようです。

 

◎ワークショップの内容

ワークショップ①

「あなたはセブンイレブンの商品企画部の社員です。社長に新しい商品を提案してください。」

発表内容は、

①商品名

②ターゲット

③商品概要・価格、

④消費者が求めるものやその理由(ベネフィット)

・・・個人戦で発表を行いました。
焼き芋を売る。というアイデアが被ったことが、面白かったです。

 

ワークショップ②

「あなたはニトリの商品開発メンバーです。コロナ禍での生活様式の変化を踏まえた

新しい商品を開発してください。」

発表内容は、

①商品名

②ターゲット

③商品概要・価格、

④消費者が求めるものやその理由(ベネフィット)

・・・こちらも個人戦で発表を行いました。

「可動式スマホスタンド」、「おね男女 パジャマセット」、「動く天井照明」、「北海道産原料を使用したスナック菓子」、「折り畳み式消音ボックス」など様々な視点から新しいプロダクトが生まれました。

 

まとめ

今回はコロナウイルス蔓延防止対策のため、通常使用している熊本市現代美術館が使用できないため、日程を変更して初の平日オンラインのみの開催となりました。

参加者は少なくなりましたが、その分密度の濃い内容となり、参加者のプロモーション戦略への理解度は高まったのではないでしょうか。

オンライン開催でもワイワイにぎやかにワクワクする発表アウトプット重視の楽しい勉強会となりました。

 

次回予告

次回の勉強会は、以下の通りになっています。

日時 : 2021/6/12(土) 10:30~12:30
会場 : 未来会議室(下通店)
内容 : マーケティングと、デザインと、広告と。
講師  : 河野 祐生(Yellow Joke LLC代表社員、くまもと起業家ねっと事務局長)

詳細は、こちらのページからご確認ください。