コラム

Column

2021/3/13(土) マーケティング基礎講座の振り返り

開催概要

日時 : 2021/3/13(土) 10:30~12:30

会場 : 熊本市現代美術館 会議研修室

内容 : ボールペン1本で描ける できる大人のマインドマップ

講師 : 柏田 裕介(熊本マーケティング研究所 人材育成サポート事業担当)

 

 

マインドマップとは?

マインドマップは、1970年代初頭にイギリス人教育者のトニー・ブザン氏が考案した思考手法で、記憶のためのツールとして創り出されました。直訳すると「頭(または心)の地図」で、まるで頭の中を「見える化」したようなノートです。

実はマインドマップ自体、登録商標されているもので、グーグル、ボーイングなどの海外企業や日本では、JR東日本、キヤノン、アフラック、ソニーなどが研修に取り入れています。世界一の教育先進国として有名なフィンランドでは、「カルタ」と呼ばれるマインドマップ形式のノートが授業で使われています。日本の学校教育の場でもマインドマップを採用する学校が増えています。

 

当日の内容

公式なマインドマップはルールも多く、手軽に描くには難しいので、今回の勉強会では、手軽に描けて、「ビジネスシーンでも使える簡単なマインドマップを体験してもらう」ということをテーマに、より多く書いてもらうことに重点を置きました。

◎ワークショップの内容

ウォーミングアップ 連想ゲーム(Lv.1) 「春と言えば?」

 …春といえば、という連想ゲームを2人1組で行いました。

ワークショップ① マインドマップ作成(Lv.2) 「自分の好きなこと」

 …自分の趣味や特技など、好きなことを考えながら書いてもらいました。

ワークショップ② 考える+マインドマップ作成(Lv.3) 「自己紹介」

 …自己紹介をする為の原稿を、マインドマップで書いてもらいました。
ワークショップ③ ヒアリング+マインドマップ作成(Lv.4) 「講師が話していること」

 …人が話していることのメモをマインドマップに書いてもらいました。
ワークショップ④ 考える+ヒアリング+マインドマップ作成(Lv.5) 「相手の自己紹介を作る」

 …相手の自己紹介を作る為の質問をしながら、マインドマップを作成してもらいました。

 

通常の勉強会よりもワークショップの時間が多かっため、終始にぎやかな雰囲気で会が進み、初参加の方も馴染みやすい回でした。参加者の皆さんは、マインドマップを初めて描いて最初は戸惑ったそうそうですが、最後のワークショップのころには、各々が描きやすいようにマインドマップを作成されていました。最後に、各々が書いたマインドマップを掲示し、相互評価しました。他の参加者の書き方やまとめ方にも学ぶところはありますね。

 

 

 

 

 

まとめ

・マインドマップは思い浮かんだことを連想のままに描いていく。
・マインドマップ自体が絵的なため、記憶に残りやすい。
・線のつながりが関連性を表すため、記憶に役立つ。
・課題点や訴求していきたいポイント、順番を整理しやすくなる。
・全体把握ができると、マインドマップも描きやすくなる。

 

次回予告

次回の勉強会は、以下の通りになっています。

日時 : 2021/4/10(土) 10:30~12:30

会場 : 熊本市現代美術館 会議研修室

内容 : お試しマーケティング教室

講師①: 岡村 洸斗(熊本マーケティング研究所 代表)

講師➁: 柏田 裕介(熊本マーケティング研究所 人材育成サポート事業担当)

 

詳細は、こちらのページからご確認ください。