コラム

Column

4月特別講演会参加者レビュー:広報室 野田

開催概要

レビュー執筆 : 事務局広報室 野田 陽介(㈱ゆうプランニング

タ  イ  ト  ル    : ブランドをアウトプット ~デザイン活用のノウハウ~

特 別 講 師   : 清須美 匡洋(九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 ソーシャルコミュニケーションデザイン)

 

 

講師紹介

4月9日 マーケティングの講演会を聴きに行きました。

 

講演者は九州大学 清須美 匡洋教授(デザインストラテジー専攻/ユーザー感性学専攻)

 

 

当日の内容

ブランドとデザイン、理論と感性の融合。

僕自身、常に頭の中心にあったテーマでしたので

学びを通り越し、感動に近いものがありました。

 

かなり、濃厚な90分だったので上手にまとめられるか自信がないのですが

レビューを書かせて頂きます! 押忍!

 

僕は最初、大学の教授の講演ということで少し緊張していました。

なんとなく怖いイメージがあったので

僕のような無学の人間はロジカルにボコボコにされそうな気がしていました。

 

実際、会ってビックリ

とてもフレンドリーな方で、講演前に参加者の方々と談笑をされてました。

 

そして始まる講演会。

高まる緊張感

意識の高い僕はさりげなく一番前に座りました。

 

下記に内容をキーワードでまとめて箇条書きにしてみました。

 

 

【マーケティング/ブランディング】

・マーケティングをデザインで具体化

マーケティングだけで完結することはなくそれを具体化する必要がありデザインはその手段。

骨格がない構造物が内容にマーケティングがないデザインは基礎の無い住宅のようなものだと思う

 

・インナーブランディング(好きな奴が売れ!)

アップルのスタッフはアップル信者ばかりです。ファンほど協力な販売員はいません。

逆に言えば、販売力を上げたいならまずは働くスタッフを自社のサービス、及び商品のファンにすることが重要です。

 

・補助金はソフトじゃなくてハードに使う

最近、様々な補助金がありますが、用途は様々です。

ソフト(ウェブサイトや広告)ではなくてハード(設備投資)に使用するほうが良い!というお話でした。

そしてソフトは身銭を切って痛みを伴いながら作り上げていく方が確実に良い物が出来る。

 

・見える価値と見えない価値、会社よりも商品をブランディング

近年、会社自体のブランディングを行うよりも商品をブランディングすることが多くあります。

例えば「ブラックサンダー」を知っていてもその製造会社を知ってます?

 

 

【デザイン/ディレクション】

・デザインをしないこともデザイン

クリエイターとしてクライアントに提案する際、どうしてもクライアントが抱えている課題を自らの武器で解決する方法を考えがちですが、

もうひとつ上の視点から俯瞰することによって課題の本質と向き合うことができます。

その結果「デザインしないこと」が最適解であることもあります。

 

・デザイナーの得意なテイストを理解すること

ディレクションをする際、制作するデザインのテイストに合わせて

デザイナーを選ぶことが重要です。デザイナーは各々に得意分野があり

「かわいい」「かっこいい」「シンプル」など一番力を発揮できるテイストがあります。

(といっても優秀な人は全てのジャンルで平均以上の成果物は作りますが)

ディレクターは出来る限り多くの選択肢と判断するための精度の高いモノサシを得る必要があります。

 

・職域を超えて仕事をする

デザイナーだからライティングのことに口を出さない、ライターだからカメラマンに意見をしない。

良いチームは職域を超えて議論をしブラッシュアップをしていきます。

そういうチームでのミーティングはすごく楽しくてワクワクします。

結果、相乗効果が生まれ成果物の質が向上します。

 

 

【キャリアアップ】

・仮説の検証のための読書

読書は常にテーマを自らの中に課すことが大事

目的を持った読書。つまり仮説を想像する行為が必要ということです。

自分も読書に対して抽象的な目標を立てて行っていた節があるので

もっと具体的な仮説にまで思考し精度の高い読書を重ねたいと思いました。

 

・キャラクターが重要

キャリアを積む上で、自らを主張するためのキャラクターが重要

人も商品もまずは目に止まるためのアテンションが大事だということです。

そのために独自性を分析して自らのアイコンにすることも効果的です。

 

・情報が集まるようにする

コアな一次情報は本や雑誌で得ることは難しいです。

そういった貴重な情報が集まってくるようにすることで新しい仮説や課題が生まれます。

貴重な情報が集まってくるようにするためには、

専門分野の研究者や業界のトップランナーが参加しているコミュニティや勉強会などに参加することも手段のひとつです。

この記事をここまで読み進めていただいたあなた。

 

熊本マーケティング研究所。いかがでしょう?

 

 

まとめ

いままで、デザインとマーケティングの二刀流で戦う人の話を聞くことはありませんでした。(なんちゃって二刀流は沢山いますが)

僕は今回の講演を聴いて自分のテーマが明確になり突き進むべき方向が分かりました。

 

90分では全く時間が足りない内容でしたが

次回の機会までに自分の課題とぶつかり稽古をして

 

もっと吸収できるように備えたいと思います。