開催概要
レビュー執筆 : 事務局長 岡村 洸斗(㈱R-CONNECT)
タ イ ト ル : 広告マンが盗んだバイクで走りたくなる時代に
新しい時代の「place」について学ぶ
プレゼンター : 初級マーケター 野田 陽介(㈱ゆうプランニング)
講師紹介
戦うウェブデザイナーが送る、珠玉の2時間でした。
まずは、自己紹介から
15歳 空手を始め格闘家を志す
16歳 格闘家を目指す為高校へ行かずフリーターになる
20歳 夢半ば、フリーター生活に終止符を打つ
23歳 Webデザイナーになる為に専門学校に入学
26歳 無事に広告代理店に入社 Webデザイナーに
27歳 また空手を始める
28歳 専門学校の非常勤講師を始める(Webマーケティング)
当日の内容
Placeとは?
マーケティングの4Pのうちのひとつ。
Product(製品)
Place(流通・立地・チャネル)
Price(価格)
Promotion(広告・コミュニケーション)
4Pをとある企業に当てはめるとこんな感じ
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s3ac72e108ff1158f/image/if7a14f1e78000f5e/version/1463556981/image.jpg)
「どこで売るか」は重要。
場所によって、モノの価値は変わる。
ミネラルウォーターであれば、
コンビニだと100円くらい。
富士山では500円くらい。
リッツカールトンでは1,000円くらい。
WORK.レッドブルが高く売れる場所は?
参加者からは、
トレーニングジムや、ラブホテルなど様々な意見が飛び出す中で、
正解としてレッドブルのPlace戦略についての解説。
答えは、BARやクラブでした。
スーパーや大型ショッピングセンターでは売らないそうです。
Place戦略の事例紹介
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s3ac72e108ff1158f/image/iae5f302b8a8d6be5/version/1463557560/image.jpg)
アップルストアのPlace戦略・立地について。
アップルストア日本の1号店は東京都銀座のど真ん中。
ニューヨークであれば5番街、パリであればルーブル美術館近隣など、
世界中の一等地への出店を展開。
現在でも日本には主要都市7店舗しかなく、
数よりも質の戦略を採っている。
また、店舗の中は実機やディスプレイへのこだわりが強く、
顧客への体験価値を高める工夫がなされている。
来店の促進にも注力しており、
無料の使い方講座や、芸能人が参加するイベントなどを開催している。
広告業界の変遷について
売上規模の減少
2004年には1兆円規模だった新聞広告の売上は、
2014年には6,000億にまで減少している。
新聞だけでなく、4マス(新聞・テレビ・ラジオ・雑誌)は売上が減少。
反面、インターネット広告は
2004年の3,000億から2014年には1兆円に達している。
また、ECサイトも普及し、実店舗以外のチャネルも(Place)も誕生している。
新たな時代への対応
4マス時代にインターネット広告が切り込んだように、
新たなPlaceが誕生する可能性はある。
流通の革命(アスクルなど)があったように、
今後は場所の制限を受けないビジネスモデルの出現をする
可能性が大いにあり、既存の枠組みにとらわれない事業スキームの構築が
必要になるだろう。
Work : 熊本一老舗の結婚相談所のPlace戦略を考える
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s3ac72e108ff1158f/image/i8d46d858757e93ff/version/1463559216/image.jpg)
10人の参加者が2名×5グループでアイデアを考えて、
プレゼンテーションまで行った。
各グループから出た意見は下の通り。
(乱文失礼)
今後、このプレゼンを参考に