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【後編】Laboutで業績回復!カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様の事例紹介

前回の振り返り

今回、伴走型マーケティングサポート「Labout」の事例として選ばせていただいたのは、熊本県で唯一のカメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様です。前回の記事では、「Labout」サービス開始当初の様子や、「ビジネスモデルの転換」によって経営危機から立ち直る様子などをお伝えしました。

前回の記事は、以下のリンクからご覧ください。

>>【前編】Laboutで業績回復!カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様の事例紹介 | 熊本マーケティング研究所

今回の【後編】記事では、「Labout」3年目以降に行った施策を中心にご紹介していきます。

「Labout」3年目以降に行った施策

カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様に対して、熊本マーケティング研究所の伴走型マーケティングサポート「Labout」では、以下の施策を実行しました。

直近の課題は「TAMATE PHOTO」の依頼数の増加

1~2年目の「ビジネスモデルの転換」によって、「PHOTO CAMERRY」様の倒産危機は回避することができました。3年目の課題として考えたのは、さらに売上を伸ばすために出張撮影サービス『TAMATE PHOTO』の受注件数をいかにアップさせるかでした。

もともと、『TAMATE PHOTO』の開始前は、出張撮影マッチングサービスに登録し、撮影サービスを引き受けていました。しかし、外部のマッチングサービスを利用すると手数料がかかるため、手元に残る利益は少なくなってしまいます。

ここから更に利益をアップさせていくためには、『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』の集客を独自に行えるようになるのが最も近道でした。

SNSを使った集客に切り替えた

『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』の集客をアップさせるために最初に行った施策は、SNSの活用やWEBサイトのブラッシュアップでした。

SNSはInstagram、Facebook、YouTube、公式LINEを開設しており、特にInstagramに力を入れています。Instagramでは、『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』に撮影を依頼したくなるような素敵な写真を、精力的に投稿しています。

WEBサイトのブラッシュアップに関しては、ご訪問いたいだたユーザー様が、求めている情報を見つけやすくするために、以下のような改善を行いました。

  • サイト内の文字を読みやすくする
  • お申し込みの導線(リンク)をわかりやすくする

 

『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』のInstagramと公式サイトは以下のリンクからご覧ください。

>>坂本マヤ(TAMATE PHOTO)のInstagram

>>坂本マヤ(TAMATE PHOTO)の公式サイト

また、出張撮影マッチングサービスを経由するよりも、『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』に直接ご依頼いただいたほうがお客様にとってメリットが多くなるように、「プランを選べる」、「融通が効く」、「出張範囲が広い」など、サービス内容にあえて差をつけることも行いました。

こうして、徐々に出張撮影マッチングサービスから『坂本マヤ(TAMATE PHOTO)』へご依頼を移すことに成功しました。

坂本マヤ様のがんばりが大きかった

『TAMATE PHOTO』の依頼を増やせた大きな要因のひとつとして、「PHOTO CAMERRY」オーナーの坂本マヤ様のがんばりが欠かせません。

伴走型マーケティングサポート「Labout」ができることは、あくまでも“お手伝い”です。どんなに良いご提案ができたとしても、経営者・オーナーご自身が頑張れる方ではないと、経営を軌道に乗せるのは難しい場合が多いです。

その点、「PHOTO CAMERRY」オーナーの坂本様は、雑貨屋の店舗を営業しながらも、数多くの撮影をこなして頂けました。特に撮影は週末に集中しやすいため、週末に撮影が3件ほど重なるケースもありました。また、七五三などの繁忙期は最大で37件のご依頼いただくなど特に忙しく、2021年には顔面神経麻痺になってしまうほど多忙な毎日を送っておられます。

こうした坂本マヤ様のがんばりによって、カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様の経営状況は大きく改善していきます。

 

Labout開始4年目(2021年)の「PHOTO CAMERRY」様の売上

Laboutのサービス開始4年目(2021年)の、「PHOTO CAMERRY」様の月平均粗利(売上総利益)は「48万円」でした。

Laboutサービス開始後、1年目で収支が大体プラスマイナスゼロに、2年目で月「10~15万円」程度の平均粗利、そして昨年2021年には月「48万円」の平均粗利と、Laboutサービス開始4年目で経営を軌道に乗せることに成功しました。

これは、熊本マーケティング研究所からのご提案もそうですが、なにより経営者である坂本様のガッツ・がんばりが大きな要因として挙げられます。

 

「PHOTO CAMERRY」様の今後の展望・施策

ここからは、「PHOTO CAMERRY」様の今後の課題に対する展望・施策についてご紹介していきます。

1人では限界がきている

「PHOTO CAMERRY」様の今後の課題は、坂本様1人で行える業務の限界がきていることです。先程も触れましたが、2021年には多忙のため体調を崩されることもあったため、「組織化」が必要な時期がきていました。

「組織化」をするにあたり、Laboutでは坂本様の業務の棚卸しを行い、人に任せられそうな業務とそうでない業務の選別を行いました。

「フォトグラファー養成講座」を開始

次に業務をお手伝いしてくれる人の確保ですが、これは「PHOTO CAMERRY」様が過去に何度か開催していたカメラ教室やカメラ女子会に、定期的に参加してくれていた方が候補として挙がりました。

ここで問題となったのは、その方々は「カメラ好き」なのは確かですが、坂本様の業務をサポートできるだけの撮影スキルが育っていないという点でした。ここを解消するために、坂本様が自ら撮影スキルを教える「フォトグラファー養成講座」を、2021年4月から開始しました。

「フォトグラファー養成講座」は、もともと坂本様からの発案で、フォトグラファーのスキルはもちろん、顧客への対応や仕事の取り方などについても詳しく教えてくれる講座となっています。3~4ヶ月の講座で、座学と実践で構成されており、2021年には3名の方が受講し、2022年には4名の方が受講を開始しています。

「PHOTO CAMERRY」様の「フォトグラファー養成講座」について、詳しくは以下のページをご覧ください。

>>フォトグラファー養成講座 | PHOTO CAMERRY

今後は撮影チーム「Latte photo」をチームビルディングしていく

「PHOTO CAMERRY」様の今後の展望としては、上記の「フォトグラファー養成講座」で撮影スキルのある人材を育成しつつ、その受講生の方々を仲間に引き入れ、撮影チーム「Latte photo」を作っていくことです。

そして、当面は坂本様がメインで撮影を行っていきますが、ゆくゆくは坂本様以外の人でも撮影を行い、坂本様は別の業務に専念できるような体制を築いていくことが現在の目標です。

伴走型マーケティングサポート「Labout」では、撮影チーム「Latte photo」のチームビルディング戦略などについて、今後もサポートを継続していきたいと考えております。

 

「Labout」でマーケティングの大切さを知ってほしい

この記事では、「熊本マーケティング研究所」が提供する伴走型マーケティングサポート「Labout」の事例として、カメラ雑貨店「PHOTO CAMERRY」様のサポート内容をご紹介してきました。

今回ご紹介した「PHOTO CAMERRY」様の事例では、倒産危機のところから、月平均粗利「48万円」にまで経営状況を回復させることができました。

しかし、「Laboutのマーケティングサポートを受ければ必ず経営状況が回復する・軌道に乗る」というわけではありません。

「Labout」はあくまでもお手伝い(助言)

それは、「Labout」が行えるのはあくまでもお手伝い(助言)で、今回の事例のように経営者様ご自身がその助言を活かして努力することが必要だからです。

野球に例えると、素振りが1,000回できるようなガッツのある経営者様でも、正しいフォームで振れていなければ悪い癖を1,000回分身に着けて終わりになってしまいます。弊社のマーケティングサポートといたしましては、1,000回の素振りをするガッツのある経営者様に対して、正しいフォーム(マーケティング)をご教示させて頂くことで、売上アップや経営状況の改善といった成果が出ると考えています。

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「Labout」では、経営に行き詰まりを感じている経営者様などに対して、豊富なマーケティング実績で蓄えたノウハウにもとずくアドバイスや、企業様ごとの最適解を一緒に探すお手伝いをさせて頂いております。

伴走型マーケティングサポート「Labout」についてのお問い合わせやご相談は、熊本県のマーケティング会社「熊本マーケティング研究所」まで、お気軽にご相談ください。

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